ぽっかり空いた休日。
少々身辺整理をと、昔使ってた仕事用の資料やら、片付けてた。
ノートに挟まって、走り書きした紙切れが出てきた。
『私と小鳥と鈴と』 作:金子みすゞ
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
子供たちと関わる仕事をしてた頃、
「どうして?どうして?」って、気持ちがいっぱいになった時に出会った詩。
今また、やりきれない、もどかしい気持ちが蘇る。
メモを捨ててしまうので、ココに書きとめてまた…読み返そう。